泥水式推進工法
工法概要
基本概念
マシン前面 掘進機前面のカッターヘッド後方に隔壁を設け、切羽と隔壁の間の泥水室に地下水圧および地山の崩壊に対抗する泥水を送泥ポンプにて圧送し、切羽の安定を図りながら、カッターを回転させて掘削・推進を行ないます。
掘削した土砂は泥水室で泥水と撹拌し、排泥管をとおして立坑内に設置した排泥ポンプで立坑外に流体輸送します。さらに排泥水は立坑外に設置した泥水処理設備により、掘削土砂と泥水に分離し、掘削土砂はダンプ等で場外に搬出します。分離された泥水は、比重、粘性を調整した後、再度送泥水として利用します。